道をつくる
私の父は、道をつくる仕事をしている。
“道をつくる”
いろんな風に捉えられる。
例えば、塾の先生は
生徒の進学という道をつくる仕事だと言えるし
まちづくりをしている人は
地域の歩む道をつくる仕事だと言える。
スーパーの店員さんや、バスの運転手さんは
道をつくる仕事とは、ちょっと違うかも。
道を歩む人を支える仕事、なのかな。
じゃあ、私が今勉強している保育士さんは?
道をつくる仕事だ。子どもの視点から見ると。
道を歩む人を支える仕事だ。保護者の視点から見ると。
あれ、塾の先生も、まちづくりも
道を歩む人を支える仕事って言えるんじゃ?
あれ、他の仕事も。
一概に”つくる”か”支える”で分けることはできないぞ。
ふう、頭の中がごちゃごちゃしてきたところで
一旦筆を置こう。
書いてみたら気づくことって多い。
しっくりが見つかることもあるし
考えが広がることもある。
ちなみに
私の父は、本当に道をつくっている。
結構かっこいい仕事だと思っていることは、
まだ秘密。
writer あいり