交換日記。

とおくに住んでる4人が、交換日記を始めました。心はきっと、隣にいる。⋮ かごしま ⇄ こうち ⇄ しが ⇆ みやざき ⋮

おいしいごはん

ごはんの味がしなくなった。

 

まあ疲れるとよく起こることだ。

何を食べてるかわからなくて、食べてる意味もわからない。どんどん食べなくなっていって、あっという間に体調を崩す。

 

よく起こるこの現象に慣れたのか、わたしはこれを解決する方法を知った。

 

それは、だいすきなひとと、ごはんを食べること。

 

だいすきなひとの「うま〜!」って顔を見たり、だいすきなひとと「おいしいねー!」って言い合ったりすると、

ほんとうにごはんの味がするし、食べるっていいなって思える。

 

いっしょにごはんが食べれるこの時間って幸せだなあ、このひとと出会えてよかったなあ、なんてことも思う。

 

 

わたしは、話すことが苦手だ。とくに、疲れてる時やしんどい時に、話すことが苦手だ。

話したくて吐き出したいのに、言葉が突っかかって出てこない。出てこないって焦って頭が真っ白になる。

 

ごはんは、とってもいい場所にいる。

わたしとあなたの間にいて、わたしとあなたの目がそこにいって、わたしとあなたを美味しいで繋ぐ。

 

苦手だけど、話したい。

そんなめんどくさいわたしの心を、ごはんはぎゅっと繋いでくれるのだ。

 

だいすきなひとと、ごはんを食べること。

 

それは、自分がぽっと自分を出せる時間でもあるんだと思う。

 

「いただきます」

「うま〜!」

「おいしいねーー!」

「一緒にごはん食べれてよかった」

「ごちそうさまでした、美味しかったです」

 

ひとつひとつが、わたしのエネルギー。

ひとくちひとくちが、わたしのハピネス。

 

いつも大事にしてるけど、いつもよりちょっと丁寧に。

「いただきます」と「ごちそうさまでした」を伝えて。

 

 

さあちょっと、がんばりますか。

 

日常がまってる外に向かって、そっとドアを開け放った。

 

f:id:kokannikki:20181110214724j:image

 

https://twitter.com/bremen555/status/1060515663423270922?s=21